ダンドゥットは1970年代に流行りだしたインドネシアのダンス音楽で、インドネシアのムラユー音楽にインド、アラブ音楽がミックスして 出来た大衆音楽です。この辺の成立事情は、田中勝則さんの「インドネシア音楽の旅」に詳しく書かれています。

1980年代が、この音楽の流行の中心だったと思われますが、 私が聞き始めたのは1990年代初めで、その頃は、すでにたくさんの名曲があり、名歌手がいました。 ちょうど、イッケ・ヌルジャナが流行っていた時期です。

2012年の時点で、去年、メギー・ゼット、エリヤ・カダム、作曲のファザル・ダットも亡くなっで、 ダンドゥットもタンゴやボサノバ、そしてクロンチョンの様に、かって流行ったインドネシアの音楽の一つになりつつあるのかもしれません。

このホームページでは、最近のダンドゥットを、ユーチューブで聞いて行き、 今では一番ダンドゥットの雰囲気が残っている、ダンドゥットコプロも、見て行きたいと思います。 こんな事が出来るのも、ユーチューブのお蔭です。 ただ、最近著作権の関係か、頻繁に見れなくなる様です。

ダンドゥットの踊り方は基本形はあるようですが、それぞれ色々なバリエーションで踊っています。私がジャカルタにいた当時タマンミニで毎週日曜日に行われていた野外のダンドゥットコンサートで良く見かけたダンドゥットマニアの画像がユーチューブに有りましたので、紹介します。ANISA BAHAR の歌で「RATU GOYANG (踊りの女王)」。この画像の1分25秒あたりに出てくる赤いベレーをかぶった人です。踊り方が独特でいつもこの格好なので、ひときわ目立ちます。

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ダンドゥット
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