コントゥムにあるバナ族の集会施設ロン家屋(RongHouse)は高い茅葺の屋根で、平面が矩形の中央部で少し膨らんでいるので、それが屋根の面にも表れ緩やかなむくりとなって美しい屋根にになっている。 ロンの当初の機能は未婚の男子の寝床であったが、現在は、祭礼、祈祷、会合、結婚式、ゲストハウス、見張り小屋など、村の共同の施設として使われている。高床式は、ゾウやトラから守るためと言われている。
上の写真はコン・クロル吊り橋から1時間ほど先にある現役の ロン家屋はバナ族の集会施設。
これはコン・クロル吊り橋のたもとにあるニァ・ロン(Nha Rong)で2010年9月5日に火災にあった建物を2011年に再建したもの。
階段の脇には手すりがあるがこれは再建のためだろう。
ロン家屋の屋根裏は竹で補強されている。